【フロムゲープレイログ】1作目キングスフィールド

1994年12月16日にPlayStationにて発売されたフロム・ソフトウェアデビュー作

『KING’S FIELD』キングスフィールド

PlayStationが同じ年の12月3日に発売されたのでほぼ同時期に発売されたソフトですね!
私の方が2ヵ月くらい先輩です。
早速プレイ&クリアしたので物語やシステム、甘めの評価をしていきます。

物語

説明書を読んでざっくりまとめますと

とある国の英雄を崇拝した神殿に眠っている宝を探し出そうと、国の王が部隊送るも魔物によって阻まれてしまう。
魔物討伐を主人公の父が率いる部隊も送り込むも行方不明のまま。
修行中の主人公のいる隣国にも討伐依頼が舞い込み、魔物を討伐しに行くが、主人公は依頼よりも父を探す。といった物語です。

主人公自身が宝を探したり、勇者として魔王を倒すと言うのではなくただ自分の父を探すために、神殿に足を運ぶのがいいですね。

システム

3DリアルタイムRPGの一人称視点のゲームですが通常時は体をはじめ腕や脚も見えません。

モンスターを倒すと経験値とお金をもらえ、経験値によるレベルアップがあります。
体力と魔力のステータスがあり、レベルアップの他に攻撃や魔法を一定値当てることにより、
それぞれ上げることも可能です。近接ばかりじゃ魔力はあまり上がらないってことですね。

セーブは特定の場所でしかできず、3つまで保存できます。

またゲームを再度起動した場合よくある、タイトル画面の[はじめから][つづきから]などは表示されず、初期状態から始まりますのでメニュー画面を開き、ロードからセーブデータを読み込むシステムになっています。

操作

操作は単純で[△]で攻撃。
この武器を振り下ろしたときのみ唯一、腕と武器が見れます。

魔法ボタン[□]で魔法を唱えそれぞれエフェクトがあります。

[○]で調べるや話す、決定

[×]でメニュー画面(SELECTでも)

[START]で一時停止

アナログスティックに対応してないので視点や移動が曲者です。

十字キー上下が前進後退、十字キー左右でカメラワークの左右

[L1][R1]で左右に平行移動
[L2][R2]でカメラワークの上下

最初は少し慣れが必要です。

UI

UIにはHP、MP、POWER、MAGICの4つが表示されており、HPとMPは大体わかるのと思うので省略して、POWERはスタミナに近い存在で、1回攻撃する度に0になり徐々に回復します。
途中でも攻撃できますが、この分威力が下がります。
MAGICはMAXの状態じゃないと魔法が使えませんがPOWERに比べ、回復が早いのでMP残量の方が重要です。

右上には方角を示すコンパスが表示されています。
自分がどの方角を向いているかが分かります。

プレイ

実際にプレイしてとりあえず1回目のセーブポイントまでの体験談を述べていきます。
途中で折りたたんでるので興味ない方はスルーでどうぞ。

タイトル画面からあらすじが流れ、次は既にダンジョンに立っていました。
もちろんチュートリアルや進む道標なんかありません。
とりあえず操作を確認するためボタンをあちこち押し、魔法を暴発。(害はない)

持ち物を確認すると剣と魔法が1つずつに体は裸、道具に薬草1個と心もとない。
道中でいくつもの樽を見つけ、壊せるかと思い武器を振り回すが[○]で調べれば良いだけだった。
「なにもはいっていない」とのセリフが続き、最後の1個で薬草を手に入れた。

近くを探索していると壁を調べた際に「隠し扉がある」との表示が。

攻撃する必要はなく通り抜けられる。がここで初めての魔物出現!
急に出てきてビックリしたが呼吸を整え、接近し武器を振り下ろすも2発で撃沈。
(だがなぜか笑みがこぼれる)
今は戦える相手ではないと悟った。

がいこつ

話の続き

死んでしまったらスタート地点へ。
アイテムを見ると薬草が1つに。
あぁ、初期状態に戻るのか。

これは先にセーブポイントを探せねば。
先ほどの魔物は宝箱を守っていたようなので、強い装備などが入っているのだろうと思いとりあえずスルー。ほかにも道があるのでそちらから探索を進めよう。

壁を調べてると扉が開き新たな魔物が。しかも2体!見なかったことにして、別の道を進むとまた別の魔物が。しかも3体!戻ろう。2体の方がましだ。

戻ってきたが見るからに最初の魔物と比べ弱そうだ。しかし油断は禁物。
ここは魔法を使って確実に倒そう。1発目をはずし高さを調整し7発命中させ、近寄って剣を振り下ろす。
魔物が悲鳴をあげ消滅した。初の魔物討伐!だがまだもう一匹いる。MPも残り少なく1発撃てるか撃てないか。ヒット&アウェイでPOWER管理をしながら剣を浴びせ続けた後見事撃破に成功した。

このゲームもヒット&アウェイが大事だと思った。この戦闘で自信がつき3体いた魔物にも1体ずつ各個撃破し見事全滅させた。(3体以上いた)

この調子で探索を続けていくと回復薬や宝石のような物、どこで使えるかわからない鍵を入手した。
この順調な流れに有頂天になっていた私はセーブポイントの事など忘れていた。
引き続き探索を続けていくとまた新たな魔物が現れたがこの時の私は怖いもの知らずで果敢に勝負を挑んだ。がこの魔物はこれまでの魔物と一味違った。

確率で毒を付与してくるではないか。少し焦ったが回復薬を使用したら毒も浄化された。薬草もまだたくさんある。(5個くらいだが)
お互いに削りあう戦いだったが私は油断した。あと1発耐えられるであろうと思った矢先魔物の毒付与が発動。案の定1発は耐えたが毒によってギリギリ残ったHPは底をついた。
メニューを開くのが間に合わず2回目の撃沈。
もちろんセーブはしていない(見つけていない)また初期状態からやり直しだ。

油断せずHP管理はしっかりしようと改め意気消沈しながら少し歩いているとまだ見たことない扉を発見した。ベンチのような椅子が並んでいて奥には人影が。
初めての人間!(安堵感)会話を済ますと近くにセーブポイントを発見!やっと拠点となる場所ができた!これで気兼ねなく探索ができるであろう…とこんな感じで一喜一憂しながら最後までクリアしました。

MAPの把握しはじめてから気づいたが覚えやすい場所にあったんだなと気付く。
まだ冒頭部だけなのでアイテムや武器、魔法の紹介はしませんがたくさんありましたよ。
ぜひやってみてください。

評価

今更やりだした私が言うのもなんですがフロム・ソフトウェアのゲームが好きであればやってほしい作品でした。
ただ1つ気になったのは左右のカメラワークの遅さですね。
最近のFPSでのカメラワークに慣れてる人だったらなかなかのストレスになると思います。
でも1時間もやっていればその遅さにも慣れるでしょう(個人差による)!

正解の道もわからぬまま探索を続け、新たな魔物と遭遇した時の焦りや人間のNPCに会えた時の安堵感。

昔のゲームでもこんな体験が味わえるならはやくやっておくべきでした。
小中学生の時だったら心折れてやってないかもですけど笑

今出ているソウルシリーズとでは、グラフィックも操作性もいいとはさすがに言えないですが(約25年も前ですからね)
レトロゲームを楽しめる人ならおすすめできます。

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