DAOコン FPS EMPのメンテナンスと簡単な静音化を実践

以前知り合いから、ビートマニアⅡDX略して弐寺やBMSで使える非公式のコントローラーを1万円でお譲りして頂きました。
DAOコンと呼ばれ非公式ながらも、種類も豊富でゲームセンターに置いてあるアーケード機に近い感覚でプレイできる高品質のコントローラーです。

私がお譲り頂いたのはDAOコンの中でも一番安価なFPS EMPです。
安価といっても販売しているGAMO2 online shopを見ても¥27,600-といいお値段。

そんなコントローラーを格安で手に入れたのでメンテナンスと簡単な静音化をしていきたいと思います。

FPS EMP

メンテナンス

実際に触ってみたところ、ボタンを押した時や、皿を回した時に少し抵抗を感じました。
ザラザラしたり、ググッとなったり。
これだとプレイに支障をきたすし、このまま使っていてもなんだか気持ち悪いです。
埃などのゴミや汚れが溜まっているんだろうと思い、まずはボタンとお皿のメンテナンスしていきます。

ボタン

まずは、ボタンのお掃除から。

コントローラーを裏返し底面を外します。FPSは磁石でくっついているだけなのですぐ外れました。

コントローラー内部

開けたら配線やスイッチがあらわになるので、これらをボタンから外します。
DAOボタンなのでスイッチを左側にクイッとひねれば抜くことができました。

左にクイッ スイッチ

ボタンと本体がまだ固定されているので、白いプラスチックのボルトのようなものを回して外せばボタンを取り外せます。7つ全部外していきます。

ボタン全外し

外したボタンを見るとバネ、外枠、ボタン本体の3つでできてるのでこれも分解していきます。

ボタン

バネを外し、白いでっぱりを2つ挟みながら押し出せば簡単に分離できました。
全部のボタンを分離していきます。

外したボタンと外枠なんですが
ボタン 外枠

めちゃくちゃ汚いです。この汚れが溜まり、抵抗となっていたのでしょう。
汚れを取ってシリコンスプレーでフキフキしておきます。

ボタン分解

全部やり終えました。気持ちいいですね。
後は静音化の作業に入るのですが、先に皿のメンテナンスをやっていきます。

続いてお皿のお掃除。

皿

皿中央のエンブレムがシールでくっついているので、ヘラなどで剥がします。
剥がれたら+ねじ頭が4つ現れるので外せば、皿を取り外すことができます。

+ねじ4つ

皿はプラ板、フェルト、天板の三枚構造になっていました。
これらの汚れを落とし、本体側もお掃除していきます。
砂みたいゴミがめちゃくちゃありました。そりゃザラザラするわけだ。

3枚構造

滑りをよくするためシリコンスプレーを少しかけフキフキして、あとは順番を間違えず元に戻せば完了。

静音化

メジャーなボタンと外枠の接触面にゴム板を貼る静音化をしていきます。
これで接触音の緩和や、ボタンの押し込みを(ストローク)を浅くできるそう。

貼るのに必要なゴム板と両面テープはホームセンターで購入。
ロール状のゴム板と極細タイプの両面テープ。
1000円でおつりがきます。

ゴムロール 両面テープ

先ほどお掃除したボタン外枠の穴上下面に合わせて切ったゴム板を張り付けていきます。
1つのボタンに2枚なので計14回張り付けていきます。地味に細かい作業だったので疲れます。

ゴム板 ゴム板貼りつけ

貼りつけたボタンと素のボタンのストロークの差ですが、見比べても分かるくらい浅くなりました。
私は浅い方が好みなのでなおGoodです。

ストローク差
画像左がゴム板有

音もカッカッと高い音からタッタッと気持ち低い音になったと思います。
ついでにバネにシリコンスプレーをなじませることによりバイーン音を軽減させる処理も行いました。

他に消音材となるものを詰めるといったものもあるそうですが、これらの処置で十分だと感じたので今回はここまでにしておきます。めんどくさい

まとめ

メンテナンスも静音化もコントローラーの蓋を開けてみれば難しい事は特になかったので安心しました。まだお手頃な分類ですし。
一回構造を知ってしまえば次が怖くないし、不具合が出ても問題の特定もすぐできると感じたのでいい経験でした。

こーゆーのを少しいじるとボタンやスイッチ、LEDなんかも交換してみたくなっちゃいますね。
とりあえず定期的にメンテナスはしていきましょう。

最終チェック

コメント

タイトルとURLをコピーしました